料理写真を美味しそうに撮るコツ

 
私は普段、料理をするのが好きなんですが、料理(食べ物)自体の写真を撮ることもとても好きなんです。それはもう趣味に近いものがあります。笑 
さらに、美味しいものを食べるのも好きなので、なかなか痩せられません・・、困ったものです。

 

ですが、よく人から「いつも美味しそうな写真だよね!」と、褒めてもらうことが結構あります。(もちろん、みんな優しいので言ってくれてるんだと思うし、世の中にはもっともっと美味しそうな写真を撮る人がたくさんいらっしゃいますが・・)
褒めてもらえるってのは、やっぱり嬉しいことです^^

 
そこで今日は、今までInstagramなどにアップした料理写真をご紹介しながら、私なりの 「料理の写真を美味しそうに撮るコツ」を書いてみようかと思います。(ちなみに私が使っているのは、最近はほとんどiPhoneのカメラです)

 
 


 
Point 1  料理の彩りをよくすること。

料理は、食材の緑や赤、黄色など、カラフルな彩りがあると美味しそうに見えますよね。写真に撮る時も、やはり彩りが綺麗な料理だとすごく映えます。ご自分で作る料理の場合は、色のバランスも考えて盛り付けてみてください。これだけで見違えると思います!

 

 
Point 2  できれば「自然光」を使う。

特に夕食を撮る場合、お部屋の蛍光灯のような光はあまりよくないと思います。出来たら自然光(太陽光)が一番。必然的に、朝食や昼食の時間が良いです。もし夜に撮る場合は、白熱灯のような暖かみのある光や、逆に薄暗くしてキャンドルの光を使っても雰囲気が出ると思います。

 

 
Point 3  写真は何枚も撮る。

どの角度が一番美味しく見えるかは、1枚や2枚くらい撮っただけでは見極められません。私の場合、ひとつの料理につき平均して20枚以上は撮っています。その中からベストな1枚を選びましょう。でも、あまりのんびりしていると、どんどん料理が冷めてしまうので、撮るのはささっと、ほどほどに。

 

 
Point 4  写真の加工は、最小限。

近頃のスマホの加工アプリは、色々な種類があるかと思いますが、基本的に私は料理写真ではあまり使っていません。加工でありがちな「不自然な色」は、かえって美味しさを半減させてしまう気がするからです。加工は不自然にならない程度に、露出をあげて光を調整するくらいで、ほどほどが良いです。(ベストはやっぱり自然光で加工なしですもの!)
 

 
Point 5  写真に映り込む物すべてに気を配る。

美味しい食べ物の背景に、生活感のある物や不潔な物(これはあまり無いとは思いますが)、が写り込んでいては台無しです。写真の中の食卓に、一緒に参加したくなるような演出があると、素敵かなと思います。料理に合わせたお気に入りの食器などで飾り付けてみてください♪

 

 
Point 6  それでも、美味い瞬間は逃さない!

一生懸命に写真を撮っていると、どうしても料理が冷めてしまいます。。それではせっかくの美味しい料理が台無し。なので私は写真を撮る時はいつも時間との勝負で、ほどほどのところでやめて、やはり「美味しく食べること」を一番に考えています。

 


 
以上、思いつくまま書いてみましたが、かなり私の「秘伝のテクニック」を暴露してしまったかも・・と、ちょっと後悔、そしてお恥ずかしい・・。笑
ですが、もしよかったら参考にしていただけたら嬉しいです。美味しい輪が広がりますように!

 
 

keiko olsson (オルソン恵子)
ソーイングデザイナー
スウェーデン在住のソーイングデザイナー。洋裁店 「Syateljé Keiko Olsson (ケイコ・オルソンの洋裁店)」主宰。手芸本の出版や企業とのコラボレーション、デザイン提供などを行う傍ら、YouTubeでは洋裁のチャンネルも運営中。著書に「北欧ぐらしの布小物」(ワニブックス)、「スキル0でも一目でわかるソーイング大全」(KADOKAWA)がある。
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