先日、ストックホルムで開催されていた 「北欧最大のアンティーク・フェア」 Antikmässan (アンティークメッサン)に 今年もまた行ってきました。
今回は、地元リンショーピンに住む友人達に案内を頼まれたので、女同士でワイワイと楽しい旅となりました。
このアンティーク・フェアは毎年2月ごろに開催され、毎回200店舗近いアンティークのお店などが一堂に会します。地方のお店もたくさん出店しているので、まるで 「スウェーデンのアンティークの世界」が、ぎゅっと凝縮されたような不思議な空間になっています。
そして、どこもかしこも「宝の山」✨ アンティーク好きにとっては、たまらない場所です!
アンティークの雑貨や家具など、レトロに関するお店が、それはもう、た〜くさんあるので、全てのブースを写真に収めることは出来ませんでしたが、気になった所を少しだけ今回はご紹介したいと思います。
↓特大のカイ・ボイスンの モンキーも発見!
(座っているのは、人間用の椅子です!)
雑誌RETROの貴重なバックナンバーも、安い!
アラビアのValenciaのカップがこんなに!
「あるとこにはあるんだな〜」と思わず独り言。笑
そして、お買い物だけじゃない! 期間中はイベントも目白押しです。
コレクターズ・アワード というアンティークの賞が毎年決められます。
今年の古物商、今年のコレクター、今年の本などなど、7種類のアンティークに関する色々な賞。画像は今年受賞された皆さんです (公式HPより) http://www.antikmassan.se/
他にも著名人を招いてトークショー的な催しも、期間を通じて色々と開催されています。
アンティークのお店以外でも、食べ物屋さんのブースやレストラン、カフェ、バーまで色々あるので、じっくり見てまわったら半日くらい居ても飽きない空間になっています。
でも個人的には、食べ物系のお店はランチやフィーカの時間帯にかなりの行列になっていたり、お値段もけっこう高めなので、あくまでもアンティークフェアの雰囲気を味わいたい方にお勧めします。
* 買い物がメイン! という場合は、興味のあるブースのみ見てまわって、2〜3時間くらいでも十分楽しめると思いますよ!
画像は、スウェーデンでは定番お菓子「チョコレートボール」のお店。他にもお土産に買って帰れそうな食べ物のお店が出ていました。
ところで、気になるアンティーク品の価格帯は?
やはり地方や市内のお店に比べる少し割高になっている印象ですが、そこは北欧最大級とうたっているだけあり、このフェアの品揃えに勝るものはないと思います。必ず欲しい品はここでゲットするべし! そして、もしたくさん買ったら(←ここがポイント)、オーナーさんに直接値切りの交渉する事も(お店によっては)可能ですので、勇気のある方はチャレンジしてみてください!(私はいつも、優しそうな年配のオーナーさんの時にだけ交渉します。笑)
– Event Information –
http://www.antikmassan.se/
このアンティーク・フェア(Antikmässan)は、毎年この時期に同じ会場で開催されています。(ちなみに次回の開催は、2019年2月14日〜19日だそう) ぜひ機会がありましたら行ってみてください。
入場料は1日券で160kr(2018年現在)、他にも全期間通して使えるチケットなど色々な種類があります。チケットは、公式HPからネットで事前購入するか、当日会場でも購入可能です。
– How to get there? –
ストックホルム中央駅から、Pendeltågという郊外電車に乗って15分ほど。
最寄駅は Älvsjö(エルヴフォ)という駅になります。駅から会場が見える距離にあるのでかなり近いですよ。
住所: Mässvägen 1, Älvsjö
〜おまけ〜
アンティーク・フェアの会場内では、地元のアンティークショップのオーナーさんと偶然会ったり、出店中の顔なじみのオーナーさんに「Keiko!」と声を掛けてもらったり、市内のお店でも名前を覚えてもらっていたり。 地元リンショーピンだけでなく、ストックホルムでも知り合いが増えたなと実感しました。(私の行動範囲はアンティークの世界なので、当然と言えば当然ですが。笑)
スウェーデンに住んで今年で10年。仕事をする上で、ようやく自分の居場所のようなものが出来た気がしています。多分?